桔梗(初秋・植物)

【桔梗】   第123回兼題    (未投句) ★桔梗咲く人または浮く宇宙の民 (ききようさくひとまたはうくそらのたみ)    平成27年7月詠    初詠~37ケ月 【原句】 ★父または荒星を指す海の民         橋本直  日本人10人目の宇宙飛行士、油井亀美也さんは本日(7月23日)より5…
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新幹線と夏休み

【新幹線と夏休み】  夏井いつき 選・添削 <第1位 80点> ★故郷の声走らせて涼新た    又吉直樹さんの作品 <第2位 72点>無季句 ★我が心穂波の海を疾走す    千賀健永さんの作品     (Kis-My-F12) <第3位 62点> ★祖父のしわ車窓にう…
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蟋蟀(三秋・動物)

【蟋蟀】   第122回兼題    (未投句) ★ちちろ鳴く路上ライブの闇深し    平成27年7月詠    初詠~37ケ月    …‥ ‥… ★影草の生ひたる屋外(やど)の夕陰に鳴く蟋蟀は聞けど飽かぬかも   万葉集・よみ人しらず ★庭草に村雨ふりてこほろぎの鳴く聲きけば秋づきにけり   万葉集・よみ…
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転校

神野紗希さんの作品 【転校】 ★転校や安き氷菓の空の色 ★硝子器に桜桃満ちて一人っ子 ★少年のつむじ草の香宵祭 ★舐めていいよソフトクリームのてっぺん ★向日葵の裏側見つめ保健室 ★図書室の銀の呼鈴星祭 ★子規全集ひらく夏柑割くように
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誰も言はず

江渡華子さんの作品 【誰も言はず】 ★聴覚で恋せよ夏蝶ゆらめきぬ ★ひまわりやおむつの冷えて重たくて ★「来ないで」も「来て」も泣き声夏の月 ★風鈴のやはらかきこと誰も言はず ★スプーン大好きぞんぶんにアイス食ふ ★その汗は昨日の麦茶かもしれぬ ★ひきだしにさじ様々や祖母の盆
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風立ちぬ

神野紗希さんの作品 【風立ちぬ】 ★貝割の根の白々と夜涼かな ★涼しさや老婆の読める掘辰雄 ★ハンカチを差し出されたるこれは恋 ★我を抱け抱かぬなら蟇にす ★含羞や熱砂に捨ててしまいたき ★洗い髪かき上げパリの地図ひらく ★捨てられぬ夜店の赤き指輪かな
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残暑(初秋・時候)

【残暑】  星野高士 選 ★べたべたと寄せては返す残暑かな   NHK俳句投稿 落選句    平成27年6月詠    (初詠~36ケ月)    …‥ ‥… ★秋暑き汽車に必死の子守唄        中村汀女 ★流木に砂ひとつなき残暑かな        星野高士 【特選】 ★音といふ音ぶつかりて街…
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夏蝶

江渡華子さんの作品 【夏蝶】 ★故郷と呼べぬ町あり誘蛾灯 ★起き抜けに爪ではぎたる桃の皮 ★砂浜の星を写さぬサングラス ★乗客のみな火の国に帰省せり ★眺めては青田の続く家路かな ★やつあたりしてやつあたりして氷菓 ★こはいと思ふ 夏蝶が動かない
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小諸

神野紗希さんの作品 【小諸】 ★あげるわと言ってビスコと蝉の殻 ★氷店新聞読んでいる主 ★ぶどうより柔らか雨蛙のおなか ★スカートを濡らして都草を摘む ★掃き寄せてこれっぽっちの夏落葉 ★暑かろう馬の額をなでてやる ★白樺の梢に滝のひかりさす
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暑い

江渡華子さんの作品 【暑い】 ★靴下の揃へて干されたる酷暑 ★蟻地獄今日も二合の米を炊く ★ひまわりは種ぎっしりと蓄へる ★夜の秋茶碗洗ひて茶碗割る ★幾たびも季嗅ぎたる夜明け前 ★朝焼けを見てゐるラジオ聴きながら ★しょこたんは今年も空蝉をつけるか
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幽閉

野口る理さんの作品 【幽閉】 ★風鈴や崩壊を待つ本の塔 ★ベランダに洗濯バサミ暮らしけり ★雷雨襲来たしかなものとしてベット ★ピッケルもレジャーシートも靴箱に ★手濡らして氷菓を届け呉るるなり ★おほげさにいふ羅の薄さかな ★寝不足の晩夏をすべる目玉焼
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毎日

野口る理さんの作品 【毎日】 ★黒南風やざばと盛らるる八宝菜 ★毎日に要らねど欲しきテントかな ★梅干を載せ赤くなる脹脛 ★逃げる気なき蛞蝓達を誘導す ★計量カップもて飲むソーダ水甘し ★もう寝やう凭れて熱き冷蔵庫 ★小瑠璃飛ぶ選ばなかった人生に
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感激

野口る理さんの作品 【感激】 ★荒々と髪を束ねて夏の旅 ★汗と汗出会へば汗として流れ ★どこにでも架かりて虹の遠きこと ★弟の裸足に触れぬ生き方も ★翡翠に疾き水の色ありにけり ★旧友のごとき深夜の麦茶かな ★帰路即観月君即感激
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朝顔(初秋・植物)

【朝顔】  池田澄子 選 ★朝顔や今朝も笑顔のエッサッサ ★お接待の宿の朝顔詣かな   NHK俳句投稿 落選句   平成27年6月詠   (初詠~36ケ月)    …‥ ‥… ★朝顔にえーッ屑屋でございかな        高濱虚子 ★路地に朝顔アメリカにエノラ・ゲイ        池田澄子 【特…
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納涼(晩夏・生活)

【納涼(すずみ)】 ★袈裟法衣衣桁に戻し涼みけり       月洞易往子 (けさほういいかうにもどしすずみけり) 【鑑賞】 以下、日本大歳時記より  「納涼」はむろん「のうりょう」でいいわけだが、歳時記の多くは「すずみ」とルビをふって、「す」の部に掲出してある。納涼では言葉が固くて句にとけ込みにくいので、例句なども…
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真夏のひまわり畑

【真夏のひまわり畑の写真で一句】  夏井いつき 選・添削 <第1位 83点> ★向日葵の波に逆らひ兄逝きぬ   筒井真理子さんの作品 <第2位 75点> ★夏帽子夜行列車の網棚に     横尾渉さんの作品     (Kis-My-F12) <第3位 73点> ★向…
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浴衣(三夏・生活)

【浴衣】 ★わきあけのいつほころびし浴衣かな      久保田万太郎 【鑑賞】 以下、日本大歳時記より  わきあけは女物の着物の袖つけの下を縫い合わせない部分、八口(やつくち)である。ふと気がつくと浴衣の八口が綻びている。いつ綻びたのだろうかといった意であるが、この句、実は「"あぢさゐ"演出ノートより」と前書がある。…
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向日葵(晩夏・植物)

【向日葵】 ★向日葵に剣の如きレールかな       松本たかし 【鑑賞】 以下、日本大歳時記より  松本たかしと川端茅舎は、茅舎の方が数歳年長であったが、共に虚子門にあって、ほぼ同期に頭角をあらわした逸材。ひとしく病身であり、互いにその才を認め合った仲である。作風は異にするが、比喩を多用し、またそれぞれ巧みであった…
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翡翠(三夏・動物)

【翡翠(かわせみ)】 ★翡翠の影こんこんと溯り        川端茅舎  溯(さかのぼ)り 【鑑賞】 以下、日本大歳時記より  カワセミの飛翔はきわめて素早い。ことにその鮮やかな彩羽の故に、文字通り矢のような迅さで水面すれすれにかすめ去るものである。にもかかわらず作者は「こんこん」という形容でその動作をとらえた。一…
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夏休み(晩夏・生活)

【夏休み・またはThema 身体】 ★解なしの正解を解く夏休み    平成27年5月詠    初詠~35ケ月    …‥ ‥…  小澤實 選 【キラリ☆俳句大賞】 ★クロールのターンに光射すプール    小田虎賢さんの作品 ★ほお見れば蛍がとまり光ってる    河本尊琉さんの作品 ★夏休みスパ…
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